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大安売り

日本人の大好きなアウトレットでのお買い物が、ドイツでも流行ってきた。最初は一部の衣料品メーカー(BOSS)が売れ残った服を売却するために始めたアウトレットでの販売が、折からのドイツ経済の沈下で、「安ければ安いほどいい。」という風潮が広まり、アウトレット販売に火がついた。
         
アウトレット販売、ドイツ語では"Fabrikverkauf"(工場売り)と言うが、最近では"Outlet"でも通じるようになった。一番のメッカは上述の衣料メーカーが最初のアウトレット店が販売を開始したMetzingenの町。誰も聞いた事がないメッツィンゲンの町はシュトッツガルトの南、チュービンゲンの東にある小さな街で、以前は紡績で栄えた町。アジアからの安い衣料品の輸入で、すっかり不景気になって失業者があふれていたこの町に、今や週末になるとドイツ中から「掘り出し物」を狙って買い物客が押し寄せてくる。駐車場は言うに及ばず、道路は市外のナンバープレートをつけた車があふれている。その名は海外でも有名になり、ドイツを団体旅行中の中国人などは、大型バスで買い物に押し寄せている。もっとも、ここで売られているナイキやプーマ などの服や靴の多くは made in China だから意味があるのか。それはともかくここで売られているメーカー品や詳細な場所、行き方を知りたい方は、こちらをご参照あれ

このアウトレット販売の異常な成功をみて、2年前にWuerzburgの近く、これまた誰も知らないWertheimという町にもアウトレットがオープンした。その名もWertheim Village。アウトレットの店だけで「村」が出来上がっている。あきらかにこのアウトレット販売は、町興しに最適の手段のようで、Wertheimではテナントがすべて貸し切りで、新しい店を開くスペースがなくなってしまった。そこで今、敷地をさらに拡大中で、ドイツで一番でかいアウトレット目指している。このアウトレットはちょうどロマンチック街道にあるから、ドイツ旅行の途中に寄ってみてはどうだろう。Frankfurtからも然程遠くないから帰国前に時間とお金が余ったらここで散財して帰国することもできる。帰国前に消費税の還元をお忘れなく。2007から消費税は19%にもなるので、戻ってくるお金も馬鹿にならない。

編集後記
最近では、ほとんどの町、正確には大きな町の郊外にアウトレットが出来上がっている。街中の高いテナント料を避けて、テナント料の安い郊外で空き倉庫を借りて、ここで売れ残った衣料品を売るので、安い料金でも利益がでるらしい。郊外の不便な場所にあるのに、ここに詰め掛ける買い物客の執念には目を見張るものある。興味にかられて、デユッセルドルフの郊外にあるアウトレットに行って見た。エスプリのアウトレットでは試着室などは20分待ちの状態で、待ちきれない女性が通路でズボンを下ろして試着を始めており、そこら中でブラと下着だけの女性が、目の色を変えて買い物をしている。流石、ドイツ人。


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安売りにかける女性の意気込みには、文字通り目を見張ります。
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